男性だけでなく女性にも薄毛に悩まされている方は多くいます。
薄毛であるがために治療や育毛剤、ウイッグなどに多くのお金と時間を費やしているのではないでしょうか。
しかし、日々の栄養バランスに気を付けると少しその負担は軽減されます。
体の中から健康になって、薄毛対策ができるのです。
ここでは、薄毛対策に必要な栄養について説明します。
まず必ず知っておかなければならないのは、たんぱく質です。
ご存知の通り髪の毛は「ケラチン」というアミノ酸を含んだたんぱく質によって構成されています。
そのため良質のたんぱく質をしっかり摂取することにより、より良い髪の毛が作られるというわけです。
動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の2つに分けられるため、両方をバランスよく摂取するようにしましょう。
また、この摂取したたんぱく質を髪の毛に変える重要な栄養素として、亜鉛があります。
亜鉛が不足するとケラチンの合成がうまくいかず薄毛の原因になってしまいます。
ほかにも、薄毛対策の栄養としてカプサイシンというものがあります。
こちらは唐辛子に多く含まれている辛味成分のことです。
カプサイシンを摂取すると胃腸が刺激され、その刺激によって脳から髪の毛の成長促進作用のあるインスリン様成長因子-1(IGF-1)の分泌が促進されます。
これによって薄毛に効果があるのです。
また、このカプサイシンという栄養はイソフラボンと同時に摂取することによってこの成長因子の分泌が増えると言われています。
イソフラボン自体が頭皮の健康にも良いため、是非この二つの栄養を摂取していきたいです。
ビタミン類でいうと、ビタミンB2とビタミンB6が育毛に効果的とされています。
毛根にある毛母細胞の働きを強化してくれるので発毛に効果的なのです。
また、皮脂の量を調節したりたんぱく質の吸収を促す交換もあるため薄毛対策に有効なビタミンといえます。
他にもビタミンAは細胞分裂を促すため頭皮の健康を保つ効果があります。
薄毛対策に効果的な栄養を積極的に摂って、薄毛とはおさらばしちゃいましょう。
